第40回「頭痛・肩こり・嚥下に関係する筋肉」

From.IAIR九州 福留良尚

鹿児島のデスクより

 

国際統合リハビリテーション協会九州支部代表をしております。

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

事務作業が多い方にとって、首肩の痛みは切実な悩みです。

不動による筋の緊張が大きな原因だと考えられています。

我々療法士が対処する疾患としては、頚椎症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎等でしょうか。

 

 

これらのリハビリを行う時、どこを重点として行うべきでしょう?

 

  • 姿勢の改善?
  • 肩甲骨周囲の柔軟性?
  • 筋緊張の減弱?

 

必要な治療ですが、結局症状が繰り返されることを良く経験します。

根本的な部分に対処できていないからです。

ある筋肉の働きが低下していることを見過ごしているのです。

 

 

今回は、頸部のインナーマッスルと言われる「頸長筋」について。

 

longus_colli頸長筋は、頚部の前側から上胸部の前側に張り付いている深層の筋肉(インナーマッスル)で、屈曲・側屈を組み合わせた運動の時に緊張しま。

 

 

この筋の働きが低下してしまうと、代表的に負担がかかる首の筋肉が2つあります。

 

 

 

 

胸鎖乳突筋と後頭下筋群

 

これらの緊張が高まることにより、頭痛や首の痛み、目まいが起こることもあります。

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左の図は、胸鎖乳突筋に負担がかかったときに頭痛が出る場所を表しています。

胸骨部線維と鎖骨部線維によって痛む部位が変わります。

 

 

同様に後頭下筋群でも痛みを伴います。

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一般的な治療では、表層にあるこれらの筋に対して徒手療法を行います。

しかし、先ほど述べたように症状が繰り返されるとき、根本的には頸長筋が機能していない場合が多いです。

 

 

表面的な胸鎖乳突筋や後頭下筋群を緩めることで、その場では痛みや頭痛の緩和にはなるかもしれません。

しかし、それはあくまで対症療法です。

 

目指すべきは原因の解消。

 

 

しかも、この頸長筋は嚥下にも関与しているとい言われています。

 

  • 脳卒中
  • 難病(パーキンソン病、ALS等)
  • 高齢による誤嚥性肺炎 など

 

食事や飲水時の嚥下に対しても、アプローチの幅が大きく広がります。

頸長筋に対して、先ずは正確に触診出来ることが必須。

中途半端に触れると、効果が出ないばかりでなく、患者さんに不安感を持たせてしまいます。

 

頸長筋も含めた筋膜へのアプローチ研修会は以下をご参照ください。

>>>筋膜軟部組織テクニックセミナー

 

 

それでは、最後まで読んでいただけて感謝致します。

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