第21回「立脚の安定性と制御機能を高めるテクニック」

歩行場面において、身体を真っ直ぐに安定させることは、何よりも優先される課題です。

効率性、機能性、応用性を考えたとき、身体が傾いていたり不安定であれば、それらは損なわれてしまいます。

患者さんのADLを高めるために、歩行へアプローチする際注意したいこと、そして明日から出来るワンポイントテクニックをご紹介します。

(key word:安定性≠筋力、関節に働く3つの力、腓骨の調整テクニック)

 

安定性≠筋力

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私たちセラピストは、学生時代のレポートを書いている頃から【筋力低下】を多用しています。

もちろん高齢者になれば筋力は落ちますし、MMTで5なんてのは稀でしょう。

しかし、歩行における安定性を検証した時、果たして筋力が5必要でしょうか?

大切なのは、筋の制御機能、すなわち【協調性】といえます。

歩行の各相において、各関節周りの筋の活動の機能的なバランスが必要不可欠なんです。

筋力トレーニングだけでは不十分であることは、臨床家であれば分かると思います。

 

関節に働く3つの力

下肢の骨の多くは管骨で関節面は丸くなっているので、安定性には貢献しません。それゆえ制御する力が不可欠となります。(観察による歩行分析より)

  • 床へ向かう自重(床反力)
  • 靭帯の張力
  • 筋力(協調性)

これらの力のバランスが、歩行の安定性には関与します。

「この3つに対してどのようにアプローチをするのか?」

ここで活きてくるのが骨格への調整、IAIRテクニック有効なんです。

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あっ!これ私です!(笑)

 

自重は、骨格のアライメントが適切な状態の時に機能します。

歪みや、固さ、潰れてしまって動かないような骨格の状態では、意味がありません。

そして、骨格の状態が適切であれば、靭帯の張力も調整されます。

適切な骨格の状態が、歩行の安定性には重要だということが分かると思います。

 

腓骨の調整

最後に1つテクニックを紹介します。

先ほど骨格は歪み、潰れてしまうと書きましたが、腓骨も同様です。

身体の外側に位置する腓骨は、加齢や協調性の低下によって床方向へ落ちて固まってしまいます。

それによって足部の機能は失われ、歩行の安定性の低下を招きます。

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【施術方法】

腓骨の外側下端を下方より押さえて、頭側方向へ圧迫します。

私は右の腓骨を操作するとき、左の示指を屈曲させて下方から腓骨を包むように引っ掛けます。

腓骨を頭側へ押し上げたら、アクティブで足関節の背屈を数回繰り返しましょう。

腓骨が上がることで、距骨の動きがスムーズになり、前脛骨筋の働きが強調されます。

距骨の動きを反対の手で誘導してあげると、より効果的でしょう。

 

他にも、腓骨をたった10秒で調整する方法も研修会ではお伝えしていますので、

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下肢への一連の骨格テクニック、ライセンスコースにてお伝えしています。

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それでは最後まで読んでいただけて感謝です。

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国際統合リハビリテーション協会【IAIR】

九州支部代表 理学療法士

福留 良尚

TEL:090-1195-0447 (個人)

E-MAIL:kyushu@iairjapan.jp

HP:http://iairkyushu.jp

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≪筋膜系テクニック≫

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<<骨格系テクニック>>

1、股関節の骨格調整テクニック①・②

2、膝関節の骨格調整テクニック①・②

3、腓骨アライメント調整テクニック

4、足関節の調整テクニック

5、立方骨の調整テクニック

6、足根中足関節の調整テクニック

 

<<筋膜系テクニック>>

1、外側ハムストリングと外側広筋のリリーステクニック

2、内側ハムストリングスと下腿三頭筋間のリリーステクニック

3、下腿骨間膜のリリーステクニック

4、足底筋膜のリリーステクニック

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