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第16回「カルテを見る前にココを見て」

コラム

コラムをご覧の皆さんおはようございます!

IAIR九州支部代表の福留良尚です。

いつもコラムを読んで下さり本当にありがとうございます!

 

GWも後半戦ですね。

息抜きは出来たでしょうか?

私はというと、仕事と休みが交互でしたので、連休という感じでもなく、、

ただ、子供たち(私、二児の父なんですよ)と、ゆっくり遊んだりは出来ましたね。

 

さて、ほのぼのとした話の後に、少々キツい話をしようかと思います。

新規の患者さんを受け持つ際、皆さんはどこから情報収集を始めますか?

養成校では、先ずカルテから情報を得るようにと指導されたと思います。

私はそうでした。

カルテには、病歴や疾病の状態、家族構成など、リハビリの指示が出る前に収集された情報が多くあります。

 

その情報の客観性はどの程度のものでしょうか?

 

CTやMRIなどの画像所見は客観的です。

しかし、例えば看護師がとった問診はどうでしょうか?

果たしてその情報は、患者さんの真意を含んでいるでしょうか?

医師の診断名についてはどうでしょう?

診断と症状にばかり目がいってしまい、その方の仕事上での習慣的な姿勢を見ているでしょうか?

 

リハビリテーションは、基本的に医師の診断に基づいて行われます。

医師の診断の前には、看護師の問診があります。

看護師の問診の前には、問診票の記入があります。

そうやって情報は、上書きされていきます。

 

もちろん全てが正しくないと言っているわけではありません。

その積み重ねによって、患者さんの本質が見えてくることも多くあります。

しかし、そのような情報が私たちの目を曇らせてしまうのも事実です。

「この診断だから、ここが痛いんだろうな」

「医師はこう言っているから、こんなリハビリをしようかな」

 

そうやって「先入観」によってリハビリテーションのプログラムを決めたりしていないでしょうか?

 

東洋医学の診察には、「望診」というものがあります。

患者さんの外見の様子を、目で見て観察することです。

体格や体型、姿勢、これらはリハビリテーションに従事するものであれば、良く観察するでしょう。

 

肌の様子や顔色、目の状態、皮膚の状態はいかがでしょう?

これらから得られる情報も非常に多くあります。

顔面は血管が多くあるため、血液の状態を把握するのに適しています。

顔色だけでも、白、黒、青、赤、黄と分けられます。

肌の状態は、臓器との関係性が見えてきます。

目は、病状の深刻さや経過を予測できると言われています。

私は目をみるとき、その方の治療に対するモチベーションを測ることもあります。

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他にも、分泌物やにおい、話し方などの音を聞いて、その方の発している情報を統合していきます。

先入観を持ってしまうと、初めてお会いした人が、「○○の疾患の人」に変わってしまうんです。

これは医療従事者の特徴だと思います。

どんな疾患を持っているかで、その人を見てしまうことが往々にしてあるんです。

 

情報を収集することで、自分たちの治療をスムーズに行うことも必要でしょう。

しかし、自分の目を養うためにも、先入観を捨てて患者さんに臨むべきではないでしょうか?

一度、カルテも何も見ずに患者さんにお会いしてみてください。

びっくりするくらい、カラダを触ることに慎重になりますよ。

 

では本日はここまでに。

最後まで読んでいただけて感謝です。

 

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国際統合リハビリテーション協会【IAIR】

九州支部代表 理学療法士

福留 良尚

TEL:090-1195-0447 (個人)

E-MAIL:kyushu@iairjapan.jp

HP:http://iairkyushu.jp

Facebook:https://www.facebook.com/iairkyushu

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2、膝関節の骨格調整テクニック①・②

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