コラムをご覧の皆さんこんにちは!
九州支部代表の福留良尚です。
今日もコラムを読んで下さり本当にありがとうございます!
臨床において首から腰に掛けて痛みがあり、筋の緊張が亢進している方を良く見ます。
またそれは一般的な方でも一緒ですね。
「デスクワークで肩が凝る」
「立ちっぱなしで腰が痛い」
ひとは重力に抗して、「立って」「歩く」ことを身に付けましたが、
未だに完全なる直立姿勢の生活には適応できていないとも言われます。
(野口三千三:「原初生命体としての人間」より)
肩こりや腰痛などの症状から、ほとんどのひとが避けられないのはそのためでしょう。
まだまだ我々は進化の途中というわけです。
そう考えると、これから先の人類はどうなっていくのか?
足は長くなって、脳はどんどん大きくなり、こんな「宇宙人」みたいになるのか?
以前に人類はこう進化するのではと予想したひといましたね。
「そんな訳ないだろ!」と思いますが、ミジンコから進化してきた人類です。
どんな進化を遂げていくのか。
いかんいかん。脱線ですね~
そんな進化の途中の我々の首から腰に掛けてある「脊柱起立筋群」は、
重力に抗して脊柱をしっかり起き上がらせているわけですが、
緊張が高い状態が続けば、疲労し、阻血状態になり、痛みを伴います。
患者さんでも多いはずです。
リハビリを始める前に、そこを緩めるだけでも時間を要してしまうことありませんか?
そんな患者さんに、セルフで緊張を軽減してもらう方法があります。
能動的なので、緩められるしバランスの刺激にもなりますので一石二鳥です。
方法:
① 両足を軽く開いて立ちます。
② そのまま体幹を前屈させ、両手を床にぶらんと降ろします。
③ その状態で、横隔膜呼吸を数回繰り返します。
これだけです。
深い呼吸をすることで、筋肉の緊張が落ちるのは想像できると思います。
それとともに、「腹腔内の臓器を押し上げる」ことが大切なんです。
ひとは常に重力に引っ張られていますので、臓器も例外ではありません。
年齢とともに腹腔内の下の方に引き下げられていきます。
引き下げられて潰れてしまった臓器は、血流が低下し固くなります。
周囲の組織も固くなりますので、結果比較的表層の筋肉には負担がかかり緊張してしまいます。
体幹を前屈させるのは、引き下げられた臓器を腹腔内の上方へ戻す目的ですね。
呼吸によって血流は増加し、臓器の固さにも効果が期待できるわけですね。
その結果、背部の緊張軽減につながるわけですね。
座位でも可能ですが、かなり前屈しないといけないので立位がお勧めです。
是非背部の緊張が高いという方に試してみてください。
それでは最後まで読んでいただけて感謝です。
******************************************************************
国際統合リハビリテーション協会【IAIR】
九州支部代表 理学療法士
福留 良尚
TEL:090-1195-0447090-1195-0447 (個人)
E-MAIL:kyushu@iairjapan.jp
Facebook:https://www.facebook.com/iairkyushu
******************************************************************
IAIR1Dayセミナー情報
福岡会場
【新人が確実に結果が出せる技術集セミナー(1~3年目限定)】
日 時 :2016年5月21日(土)10:00~16:00
会 場 :福岡県教育会館 http://f-k-k.jp/index.html
定 員 :20席
新人セミナーお申込みフォームhttps://pro.form-mailer.jp/fms/e0b81c4482187
熊本会場
【リハビリの臨床で確実に結果が出せるIAIR体験セミナー】
日 時 :2016年6月12日(日) 10:00~16:00
会 場 :熊本市国際交流会館 5F小会議室 http://www.kumamoto-if.or.jp/kcic/default.asp
定 員 :12席
体験セミナーお申込みフォームhttps://pro.form-mailer.jp/fms/e0b81c4482187
鹿児島会場
【新人が確実に結果が出せる技術集セミナー(1~3年目限定)】
日 時 : 2016年8月7日(日)10:00~16:00
会 場 : 鹿児島市内にて調整中
定 員 :12席
新人セミナーお申込みフォームhttps://pro.form-mailer.jp/fms/e0b81c4482187
IAIR認定セミナー情報
福岡会場
【認】リハビリの臨床で結果が出せる 上肢の評価と治療①②
日 時 :上肢①2016年5月22日(日) 9:30~16:30
上肢②2016年6月25日(土) 10:00~16:00
会 場 :ハミングバード貸会議室天神重松ビルhttp://www.humming-bird.co.jp/kaigishitsu/
定員 20席
≪骨格系テクニック≫
■肩甲上腕関節の骨格調整テクニック
■肘関節(橈骨頭のアライメント、腕尺関節)の調整テクニック
■手根管(手根部)、手根中手関節と中手骨間(アーチ)の調整テクニック
■舟状骨、月状骨の調整テクニック
■指節の調整テクニック
≪筋膜系テクニック≫
■肩甲上腕関節の軟部組織調整テクニック
■斜角筋の調整テクニック
■小胸筋の調整テクニック
■肩甲挙筋の調整テクニック
■肩甲骨周囲軟部組織の調整
■上腕筋と上腕三頭筋間のリリース
■前腕骨間膜の調整テクニック
上肢お申込みフォームhttps://pro.form-mailer.jp/fms/b3eaf54089510
詳細ページhttp://iairkyushu.jp/?p=112
【認】リハビリの臨床で結果が出せる 下肢の評価と治療①②
日 時 :下肢①2016年6月26日(日) 9:30~16:30
下肢②2016年7月23日(土) 10:00~16:00
会 場 :ハミングバード貸会議室天神重松ビルhttp://www.humming-bird.co.jp/kaigishitsu/
定員 20席
<<骨格系テクニック>>
1、股関節の骨格調整テクニック①・②
2、膝関節の骨格調整テクニック①・②
3、腓骨アライメント調整テクニック
4、足関節の調整テクニック
5、立方骨の調整テクニック
6、足根中足関節の調整テクニック
<<筋膜系テクニック>>
1、外側ハムストリングと外側広筋のリリーステクニック
2、内側ハムストリングスと下腿三頭筋間のリリーステクニック
3、下腿骨間膜のリリーステクニック
4、足底筋膜のリリーステクニック
下肢お申込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/2f5af76689520
詳細ページ:http://wp.me/P7k6b3-1Q
【IAIR九州支部Facebookページ】
いいね!を押して連載コラムをいち早くチェック!