第56回「新人教育+ワンステップ!」

From.IAIR九州 福留良尚

仕事場のデスクより

 

国際統合リハビリテーション協会【IAIR】九州支部代表をしております。

本日もご覧いただきありがとうございます。

【 ※2017年度福岡ライセンスコース日程詳細はページ後半↓ 】

 

 

前回のコラムはコチラ

>>>治療が上手くいかない時にする簡易セラピスト調整

体がしんどくて治療が上手くいかないとき、たった二つのことをするだけで、効きが変わります。

まだ読まれていない方は、是非!

 

 

さて、いよいよあと半月で新年度です。

新しい風が職場に吹き込んで、リハ室が今までと違った新鮮な空気になる時期。

例年この時期は、ワクワクしたものです。

 

先輩になる人は、これから新人を指導する立場です。

ほとんどが新人の時に指導を受けたと思いますが、実際自分が指導する立場になった時、どんなことから伝えていけばよいのでしょう?

本日は、新人指導の中身について少し考えていきましょう!

 

 

患者さん利用者さんを担当するとき

私たちの業務の中核は、理学療法、作業療法、言語療法の提供です。

最優先されるべきは、やはり”安全”であること。そのために、先ずは情報収集の仕方を学ばなければなりません。診療録からどんな情報を得るべきか、病棟のスタッフに確認するべきことはどんなことかを伝えなければなりません。

 

<ワンステップ!> 新人さんが情報収集のルーティンになれてきたら、その情報が何を意味するのかアドバイスをあげると良いでしょう。例えば、日中傾眠傾向の患者さんは、昼夜逆転の可能性がありますよね。昼夜逆転するということは、自律神経系のバランスの崩れが十中八九あります。それが、身体状況やリハビリの成果にどのような影響を与えるのか、一緒に検討してみるのもいいかもしれません。

 

 

カンファレンスについて

リハビリテーションの成果は、我々療法士一人だけが頑張れば上がるというものではないです。他のスタッフとの密な情報交換が、その患者さんの回復を促進させます。そして、カンファレンスでは担当者としてリハビリテーションの方針を他のスタッフに伝えることが必要です。

新人の頃はこれがなかなか難しい、、

いわゆる予後予測というやつです。

リハビリをすることでこの患者さんはどこまで回復するのか、在宅に帰るために今からどんな準備をしないといけないのか、この部分は指導者が一緒に準備しておいてもいいかもしれません。

 

<ワンステップ!> カンファレンスに慣れてきたら、他のスタッフが必要になる情報も伝えるよう意識しましょう。患者さんのために病棟でも出来ること、食事の介助の仕方、トイレ介助の効率的な方法など、他のスタッフが効率的なケアが出来るような情報を提供してあげることです。この辺は持ちつ持たれつです(笑)

 

 

記録、帳票類について

毎日のリハビリテーションの記録は、簡潔でありつつ必要な情報を網羅していることが大切です。

実施した内容、患者さんの変化、そして患者さんに説明したことを記録しておくことで、自分の経験にもなりますし、説明をする時の材料になります。

 

例えば、、

「当初はこのような状況で、体について○○さんはこんなふうに仰られていました。今はここまで改善していますし、痛みも(VASで)3まで落ちています。この内容のリハビリが効果が高いようです。この調子で頑張りましょう。」

というように、説明に根拠も出てくるでしょう。

 

そして何より記録というものは、我々セラピストを守るためのものでもあります。

決してあってはなりませんが、医療訴訟等がもし起こった時、どんなことをしていたのか、患者さんは何を言っていたのかを毎日記録しておくことで、自分を守るための道具にもなるのです。

 

 

社会人としての心得

新人さんの中には、初めて社会人になるという人も多いと思います。守るべきルールの確認はどこの職場でも行われるでしょう。施設単位であったり、所属単位であったり規模も内容も様々ですが、一般常識からその施設の独自のルールまで、幅広く順を追って伝えなければなりません。

昨今の臨床実習では、時間を守らない、挨拶が出来ないといった基本的なことが出来ない学生が多いという事例をよく耳にします。新人さんであっても、担当される患者さんから見れば一職員です。初めの頃は、指導者との定期的な面談を組むべきでしょう。

 

<ワンステップ!> 全ての物事を指示してしまうと、その新人は成長出来ません。自律性を育て、自ら成長できるよう導いてあげましょう。そのために大切なのは「背中を見せる」ことです。夢があり、情熱があり、そして謙虚であるセラピストには、少なからず憧れを抱くものです。「あんなセラピストになりたい」と思わせるような自分になりましょう!

 

 

客観的であること

先ほど、他職種のスタッフが必要なことを、カンファレンスで伝えるということを話しました。これは実はカンファレンスの時だけではありません。他職種の視点に立って考えられるということは、患者さんの立場にもなれるということです。患者さんの行動の意味やその裏側にある欲求、これらを想定してリハビリテーションが提出来うるということです。療法士として一段上から見ているということを意味しています。

ある程度の経験がある療法士なら、患者さんにとって必要なプログラムは分かります。それだけではなく、その方の背景や思いを汲み取れる能力は、患者さんと深い部分での繋がりを形成し、療法士として必要不可欠な存在になるといっても過言ではありません。

他者の視点で物事を見て感じれる能力は、あなたを他とは違うという認識にしてくれるでしょう。

新人に教える前に、これは自分自身も身につけるべき能力でしょう。

 

 

いかがだったでしょうか?

他にも「こんなのはどうでしょう?」というのがありましたら、是非コメント頂ければと思います。新卒療法士が、しっかりと成長していき、楽しんで仕事が出来るように、4月は我々先輩も頑張らないといけませんね!

 

 

それでは、最後まで読んでいただけて感謝です。

 

追伸:最近個人のFacebookページで友人申請をたくさんいただきます。

とてもありがたいことなんですが、人前に立つ仕事をしながら私はやや人見知りの面がありまして、、(笑)

一言メッセージ頂ければ、気持ちよく承認致しますので、よろしくお願いします^^

 

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