【第4回 腸腰筋の機能を上げるために必要なこと】

みなさん、こんにちは。

国際統合リハビリテーション協会九州支部の梁井宏規です。

 

私は、昨年末に「MISFIT(ミスフィット)」という活動量計を購入し、1日どのくらい歩いているか確認しています。

 

みなさんは1日にどのくらい歩いてますか?

 

私の場合、仕事のときは職場内でプラットホーム付近を移動する程度ですので1日の歩数は平均6,000歩です。

 

よく健康の為には「1日1万歩」と言われていますが、実際は1日何歩歩けば良いのでしょうか?

 

厚生労働省の平成27年国民健康・栄養調査結果(20歳以上の男女)によると、歩数の平均値は男性7,194歩、女性6,227歩です。

また年齢別では、20~64歳の歩数の平均値は男性7,970歩、女性6,991歩であり、65歳以上では男性5,919歩、女性4,924歩であると報告しています。

 

現在は、厚生労働省の健康日本21(第2次)の目標値を、「20~64歳の男性9,000歩、女性8,500歩」、「65歳以上の男性7、000歩、女性6、000歩」としています。

歩数の目標値に足りない方は無理をせず、まずは1日1,000歩から増やしてみてはいかがでしょうか。

 

さて今回は、「腸腰筋の機能を上げるために必要なこと」について。

 

一般的に腸腰筋といえば、姿勢の改善やウエストを引き締めるなどダイエットに効果があると言われています。

腸腰筋が弱ってしまうと骨盤が後傾し、猫背姿勢になってしまうので内臓の位置が下がりぽっこりお腹になってしまう。

また、胃や腸の働きが悪くなることで基礎代謝が下がり、さらに太りやすくなるという悪循環になってしまうとか。

 

リハビリの世界では、

・腸腰筋は股関節の屈曲を行う重要な筋肉

・大腿骨を固定すると腸骨筋は骨盤を前方へと引っ張り(前傾)、大腰筋は腰椎を前方へ引き前彎を維持する機能がある

・下肢の支持性(バランス機能)

・歩行時の下肢の振り出し(イニシャルスイング)

・腸腰筋の筋力低下により、階段や坂道の傾斜が上がりにくくなる

などが挙げられると思います。

 

腸腰筋に関連する疾患としては、慢性腰痛・脊柱管狭窄症・変形性股関節症・化膿性腸腰筋炎などでしょうか?

 

腸腰筋の評価として、ROMテストでは股関節伸展可動域、筋力テストはMMTの股関節屈曲、股関節屈曲拘縮の検査ではThomasテストを行います。

 

では、実際のリハビリ現場で腸腰筋の機能障害に対して行われているアプローチは何かというと、腸腰筋のストレッチングと筋力増強運動がほとんどかと思います。

 

しかしながら、ストレッチングや筋力増強運動しても機能的に使えていない患者さんがいませんか?

それ、もしかしたら骨盤内で腸腰筋が癒着を起こしているため、機能的に使いづらい状態になっているかも知れません。

 

私の個人的な感想として、大腰筋と腸骨筋の癒着が起こっている患者さんは臨床上多いと感じています。

 

この大腰筋と腸骨筋の癒着が起こっている場合は、IAIRの筋膜軟部組織テクニックセミナーでお伝えしている大腰筋と腸骨筋のリリースを行うと、立位バランスの改善や歩行機能(特に立脚相)の改善が得られます。

 

現在担当している患者さんに、上腕骨外科頸骨折手術後の方がいらっしゃいますが、転倒した原因が勝手口で転倒して受傷されています。

約6年前に股関節の人工骨頭置換術をされており、術側の腸腰筋がかなり硬くなられていました。

この患者さんに腸骨筋と大腰筋のリリースを行ったところ、立っているのが楽になった、歩きやすくなった、階段が昇りやすくなったと感想をいただいています。

また、立った状態でズボンの脱着ができなかったのが、今では出来るようになったとの事です。

 

私が考える腸腰筋の機能を上げるために必要な事は、まず大腰筋と腸骨筋のリリースを行い、筋の滑走を促し筋力を発揮しやすい環境が整ってから腸腰筋の筋力増強運動を行ったり、バランス運動や歩行練習を行った方が効率良くリハビリを進められます。

 

大腰筋と腸骨筋のリリースの方法が分からない・方法を知りたいという方は、筋膜軟部組織テクニックセミナーをおすすめしますよ。

 

IAIRのセミナーを受講したことがないという方には、体験セミナーでもお伝えしてますので、是非参加してみてください。

 

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

国際統合リハビリテーション協会

九州支部 アシスタント

理学療法士  梁井 宏規

 

追伸

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