第51回「成長すること結果が出ること価値あること」

From.IAIR九州 福留良尚

鹿児島のデスクより

 

国際統合リハビリテーション協会【IAIR】九州支部代表をしております。

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

前回のコラムはコチラ

>>>「頑張りましょう」が言えなかったセラピスト

 

「感想のメッセージありがとうございます!!」

先日配信したこちらのコラムにも「共感しました!」とメッセージ頂きました。

臨床の息抜きと、時に自分の戒めに今後も楽しんでいただければと思います。

 

 

さて、私事ですが先日子供たちのお遊戯会を観賞してきました。

4歳の娘と2才の息子です。

仕事から離れ、束の間の休息時間でしたが、子供たちのお遊戯を観ながら、私の頭の中は、セラピストの「成長」と「結果が出る」ことについて思いを馳せていました。

 

2歳の息子は終始不機嫌で、お遊戯どころではありませんでしたが、4才の娘は昨年の今ごろに比べると大きく”成長”していました。

親としてとても感動させられる瞬間です。

毎日接していると見落としがちになってしまう、ちょっとした”変化”をしっかりと見せてくれて、閉会後は思わず娘を抱きしめていました。

 

もちろん4歳児の踊りや歌ですから、完成度はめちゃくちゃ低いです。

ぎこちないし、音程ズレてるし、客観的には”見るに絶えないレベル”でしょう(笑)

「上手だったね~」と褒めますが、上手と言えるのは4才の子供だからです。

 

もし一般の演劇やコンサートが、全然完成されていないものであれば、それはクレームが出ます。

クオリティが確保されていることは、お金を払ってもらうプロとして当然のことです。

 

今回のお遊戯会で、私は娘の成長を感じることが出来ました。

娘の努力、先生方のご指導のお陰です。

言葉は良くありませんが、観賞する私たち親に対して”結果を出した”わけです。

 

 

結果が出るということは、見る人間、受ける人間によって当然違います。

どんなにクオリティの低いものであっても、求める人間によっては結果が出ます。

反対に、どんなに完成度が高くても、結果が出ないこともあります。

 

 

例えば、「ぎっくり腰で動けなくなったトランプ大統領を明日の2時間の演説に立たせてほしい!」という要望があったとしましょう。

程度の問題は置いといて、それはなかなか大変なことです。

どんなに熟練したセラピストでも、簡単な要求ではありませんし、至難の業と言えます。

(それこそセラピストでなく、医師の出番かもしれません。)

 

対して、今は仕事も引退して悠々自適な生活を送っている高齢者であればどうでしょう。

2-3日くらい時間は掛かっても、1回1回の治療で改善が見られれば、それほど焦ることはないでしょう。

自然治癒力も相まって、その方には改善という結果が出るはずです。

トランプ大統領の求める結果とは大きな差があります。

 

 

IAIRは「成長」を理念に活動しています。

受講される全ての方の成長の一助となるべく、我々インストラクターも日々研鑽を積んでいます。

加えて臨床で働くセラピストは、日々経験値を積み重ねています。

それだけでも成長しています。

しかし、先ほどの話と同様、成長したからと言って必ずしも結果が出るとは限らないのです。

 

たくさん勉強しようが、いくら多くのセミナーに参加してテクニックを学ぼうが、毎日毎日患者さんのリハビリに携わろうが、結果が出ないこともあるのです。

 

毎日毎日歯がゆい思いをしながらリハビリに携わっているセラピストは、どれほどいるでしょう?

自分が引き出すべき患者さんの潜在能力を、どこまで追求できているでしょう?

それを考えると、自分のことを「完成されたセラピスト」とは絶対に言えないはずです。

常に常に未完のセラピストであり、成長を追い求めなければいけないと思います。

 

 

そして、NBM(Narrative Based Medicine)という考え方はご存知かと思います。

患者が語る「病気になった理由」、「経緯」、「症状」、「病気についてどのように考えているか」といった物語から、患者が抱える問題を全人的に(身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含むあらゆる要素から)把握し、治療方法を考える医療のこと。

ネットより引用

 

エビデンスを重んじ、どんなに”一般的に質の高い”医療を提供しても、患者の満足度は上がらなかったというジレンマから発生した言葉といわれています。

私達が相手にしているのは、画一された病気ではなく、それぞれに歴史のある人です。

いくら高い技術を当てはめようが、結果が出ない場合があるのは周知の事実でしょう。

それを当てはめようとする作業は、私たちの”やりがい”すらも奪っていってしまうでしょう。

 

どのように相対してリハビリを提供すれば結果が出るのか。

答えはいつも相手(の求める結果)にあるはずです。

それを追い求める過程にこそ、価値があるのだと私は思います。

 

フワッとした話になってしまいましたが、最後まで読んでいただけて感謝です。

 

追伸:最近個人のFacebookページで友人申請をたくさんいただきます。

とてもありがたいことなんですが、人前に立つ仕事をしながら私はやや人見知りの面がありまして、、(笑)

一言メッセージ頂ければ、気持ちよく承認致しますので、よろしくお願いします^^

 

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